FAQ:よくあるご質問

sonarATS Developers の連携開発時のよくあるご質問をまとめています。

各連携の共通仕様

リクエストのレート制限値

エンドポイントごとのリクエストの制限値として、60秒あたり30リクエスト程度としています。
※エンドポイントごとですので、エントリー連携、ファイル連携それぞれで上記の制限値を設定しております。
この値は予告なく変更する可能性がありますので、各連携仕様ページの「Response: 429 Too many requests」の項目の記載に従い、リトライ処理の実装をお願いいたします。

有効なサブスクリプションキーPrimary,secondaryKeyの使い分け

有効なサブスクリプションキーは、画面右上の「ユーザー」タブをクリックしていただき、ユーザー情報画面からご確認いただけます。サブスクリプションごとに発行されるPrimary KeyまたはSecondary KeyをAuthorizationヘッダーに設定してください。

PrimaryとSecondaryは使用上の違いはありません。ユーザー情報ページから個別に更新(再生成)できますので、基本的にPrimary Keyを使用し、401エラー時にSecondary Keyを使用するように実装頂ければ、連携を中断せずにKeyを更新できます。
運用方法は指定していませんので、連携プロダクトのセキュリティ方針に応じてお使いいただけます。

本番環境とサンドボックス環境でのサブスクリプションキーについて

本番環境においても、サンドボックス環境でのサブスクリプションキーをご使用ください。

エラーレスポンスの対処方法がわからない

Response codeが400(Bad Request)のものでレスポンスにdetailと含まれるものの補足説明になります。

連携種類

detailの値

原因と対処法

ファイル連携、Web検査連携

リクエストからID情報が取得できませんでした

リクエストに、必要なID情報が含まれていない可能性があります。リクエスト内容のIDやNoに関する情報が仕様通りかご確認ください。各連携の以下の項目をご確認ください。Web検査、またはWeb検査に対するファイル連携の場合は、「(ProjectNo,StepNo,OBSID)or (CompoundId)」。エントリー連携のファイル連携の場合は、「 OriginalApplicantId」

ファイル連携、Web検査連携

リクエストされたID情報に対する権限がありません

認証されたサブスクリプションキーではない可能性があります。
RequestのheaderのAuthorizationの値をご確認ください。

ファイル連携

リクエストされたID情報に対する連携実績がないか、ファイル連携期限が過ぎています

紐づける対象者が見つかりません。72時間以内に紐づけ対象者のリクエストが存在しない可能性があります。
ファイル連携に使用するID情報の内容や72時間以内に対象のリクエストがあるかご確認ください。

Web検査

同一ステップ同一応募者への複数回連携時の仕様

同一ステップ・同一応募者IDに複数回連携すると、同じ項目名に対しては値は上書きされます。

ProjectNo、StepNoの確認方法

往路連携した際のリクエストに含まれているものを確認していただきます。

以下の方法でも、実際にリクエストを飛ばすことなく確認いただけます。

  1. Web検査ステップの連携設定で、Web検査URLを「http://localhost 」に設定する

  2. マイページログインし、マイページでブラウザの開発者ツールを開く

  3. 開発者ツールの設定から「DevToolsをポップアップで自動オープン(Auto-open DevTools for popups)」にチェックを入れる(文言はChromeの場合です)

  4. マイページの連携リンクをクリックする

  5. エラーページが表示されると思いますが、ここで開発者ツールの「ネットワーク」タブからリクエスト内容が確認できます。

Web検査連携のリクエスト後、ファイル連携までに72時間以上ラグが発生する場合の対処法

sonar ATS Developersの仕様では、ファイルの連携期限は、紐づける対象者のリクエストの送信後72時間以内に限ります。
運用上72時間以上ラグが発生しうる場合は、Web検査連携を「TestResult」を空配列にしてリクエストしてから、続けてファイル連携をリクエストしていただくようお願いいたします。

request bodyの例

  • CompoundId
    {
    "CompoundId": "DEVELOP",
    "TestResult": []
    }

  • Identificationの3つのIDを使う場合
    {
    "Identification": {
    "ProjectNo":"ProjectNo" ,
    "StepNo":StepNo",
    "OBSID":"OBSID"
    },
    "TestResult": []
    }

Web検査往路連携のフォーマットに関する詳細な仕様について教えてほしい

WebTestResultItemは初回リクエスト時に、フォーマットを作成します。
フォーマットに関する詳細な仕様に関しては、以下の通りとなります。

  • 登録済みフォーマットの一部や全部の削除、順番変更はできません(人事ユーザーが、sonarATS上から検査結果とともに全項目を削除することは可能です。方法はsandboxマニュアルをご確認ください。)

  • 2回目以降は、「項目名」をキーとしてフォーマットの紐づけを行います。

  • 初回の連携後もフォーマット項目の追加登録が可能です。追加登録時は、登録済みのフォーマットの末尾に項目を追加します。

  • 項目追加時に、それまでに連携済の応募者には、連携後に追加された項目は値なしとなります。

  • 反対に、ある応募者の結果連携時に登録済みのフォーマットにある項目が、別の応募者の結果連携時に含まれていなかった場合、前項と同様に値なしとなります。